真の正体

誰も知らない吃音の真の正体とは…
“ある事実”に気付いた事。

それが、私が吃音を克服できた最大の理由です。


はじめの方でも同じ質問をしたと思うのですが、
あなたは、吃音というのは何が原因だと思いますか?


少なくとも、身体的な問題ではないという話でしたよね。


それで、精神的(心理的)な問題だと言えばそうなのですが、

それだけ言っても「だから何だ?」
という話になるだけで一歩も前には進みません。



答えを言いますね。


吃音の正体は、
“人間の認識システム”です。




この“人間の認識システム”が、
「どもり」という症状を引き起こしているのです。


「認識」と言っても、気にしなければいいとか、
そういう単純な話ではありません。



自分では普段意識すらできない、


しかし、
身体に直接的な影響をガンガン与えてくる、
人間の
“脳”特有の“潜在意識”の話です。



たとえば、今あなたに欲しい車があったとして、
街を走行していたり歩いていたりすると、
やたらその欲しい車が目につくような経験がありませんか?


ベンツが欲しいと思った瞬間に
街中ベンツだらけに見えるようになった、というあれです。



別に車じゃなくても、
時計でも携帯電話でもラーメンでも何でもいいのですが、


何かを欲しいと思った途端、
テレビのCMや、雑誌の表紙、街頭のポスターなどで
やたら目にするようなったという経験があると思います。


吃音というのは、簡単に言うとこういう現象です。



「肩こり」という言葉を知った途端肩こりになってしまった、
という話は有名ですが、吃音も原理は同じです。


「私は吃音だ」「私はどもる」「私は言葉に障害を持っている」
という認識が、結果的に脳に「どもれ」という命令を送り、
そして現実にどもりを引き越していたのです。




先にどもりという現象があって、
「私はどもりだ」と後から思っているわけではありません。

「私はどもりだ」という認識が先にあって、
その後に“どもり”という現象が待っているのです。



ちなみに…
吃音者にとって、
“どもる”ということに対する認識は、
あなたの(吃音者の)

それとは全く異なります。


あなたにとって、吃音は紛れもない「悪」だと思います。


プライドをズタズタにされ、
人間関係も壊され、仕事を邪魔され、チャンスを奪われ、
チャレンジの機会すら奪われ…


あなたにとって
吃音は人生を滅茶苦茶にするだけの、
忌むべき存在だと思います。


究極に恥ずかしくて、おぞましい、
絶対に吃音者だとばれてはいけない、
そんなふうに思っていると思います。



でも、非吃音者にとっての“どもり”は、
別に悪でもなんでもないのです。

ただ、しゃべってる途中で言葉につっかえたとか、
緊張し過ぎで噛んだとか、ただそれだけの事なんです。



つまり、あなたがいくらどもろうが、
周りの人間にとっては、「あ、噛んだ」と思うだけで、
それ以上でもそれ以下でもない。



乱暴な言い方をすれば、あなたがどもる事なんて
「別にどーでもいい」と思われている、ということです。



キッカケは幼少期…
か、“キッカケ”があったはずです。


「私は吃音だ」「私はどもる」
「私は言葉に障害を持っている」
という認識を持つようになったキッカケです。


キッカケと一口に言っても、
それは一つではなく、様々な出来事が考えられます。


それは、両親の離婚かもしれないし、
引越を繰り返した事かもしれない。

両親の不仲かもしれないし、
兄弟ができて母親の愛情がそちたに移ってしまったことかもしれない。



ここで一つ言えるのは、多かれ少なかれ、
このような出来事は誰でも経験するということです。



ただ、そのときまだ小さな子供だった
あなたの心は大きく乱れてしまい、
それであなたの脳が「危険だよ!」と身体にシグナルを出したのです。

人間の防衛本能(防衛機能)が作動したのです。


そして、そのシグナルのはけ口がたまたま“言葉”に来てしまいました。



人によってはそのシグナルが、
聴力に影響したり、視力に影響したり、
腰痛と言う形で影響する人もいるし、頭痛という形で影響する人もいます。


あなたの場合は、それが“言葉”だった。


シグナルが言葉に表れる資質や性格を、
あなたはたまたま持っていたという、


それだけの話なのです。




最初のキッカケを経て、
あなたはいつしかしゃべることに違和感を覚えます。


「言葉が出てこない」という違和感を。



そして、それが繰り返される度に、
段々と「言葉が出ない」という不快な現象が
あなたの潜在意識に定着してしまいました。



それから、
シグナルが出たそもそものキッカケとなった問題が解消された後も、
「言葉が出ない」という現象だけが別の問題として独立してしまったのです。


あなたの中で、「言葉が出ない」という認識が完成した瞬間です。



その認識が完成するのが、
よく「吃音が定着する年頃」だと言われる
5歳〜10歳の間の幼少期なのです。



それから、
吃音に伴う様々な辛く苦しい経験を積むことになります。


いつしか「吃音」「どもり」という言葉が存在する事も知ります。


そして、
あなたの吃音に対する認識は益々強くなり、
それが吃音を強化させているのです。



トレーニングを積めば積むほど、
吃音が強化する理由がここにあります。



迷わず逃げよ
音者は、
延べ、押し並べて真面目で、プライドが高く、
何らかの分野で秀でた優秀な人間が多いといわれています。


私もその通りだと思います。


それゆえ、自分に厳しいところがあるのです。


というのも、
「喋ることから逃げると、自分がダメになってしまいそうだ」

などという気持ちから、

あえて自分の不得意な言葉を一人の時に猛練習したり、


また、人前で言えなかった言葉があると、
その言葉を自分の中で納得するまで言い直したりする傾向にあります。



このような、
自分を追い詰める行為が
日常的に行われているのです。



でもはっきり言って、これは逆効果です。



先ほどの話のように、
立ち向かえば立ち向かうほど、
闘おうとすれば闘おうとするほど、


認識の力は強くなり、吃音は強化されていきます。



悪い事は言いません。試しに、わざと逃げてみてください。

「苦手な言葉こそ逃げずに言わなければならない」

「苦手な言葉から逃げたままだと気持ち悪い。
後から自分に返ってきそうだ」




などと考えずに、あえて、わざと逃げてみるんです。


言えない言葉は言わない、
言えなくても自分の中で言い直さない、

「この言葉言えるかな?」などと
イチイチ呟いてみて確認したりしない。


これを徹底し、迷わず逃げてください。



きっと、いい事が起こると思いますよ。



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